飲食店も見た目が9割!?は言い過ぎですが、重要です。
ざっくり言うと
- 外装がお客様に与える印象は大きい!
- 外装はアイキャッチでありイメージ訴求!
- 店舗の雰囲気と外観(ファサード)に統一感を持たせて集客数アップ!
街に多くの飲食店が乱立する中、自分の店への集客に「見た目」はどのくらい影響するものなのでしょうか?
「料理が美味しければ自然とお客様は来てくれる」「なんと言っても宣伝」。はい、もちろんそれらも集客に必要な要素ですが、外装を工夫し他店舗と差別化をすることも、とても重要なことなのです。
お店の存在に気づいてもらい、中身の良さを伝える手段として、見た目=外看板、外装の重要ポイントを押さえましょう!
「髪がぼさぼさの人は、だらしなさそう」「イケメンは性格がよさそう」など、人は見た目で中身を推測する傾向にあります。
それはお店も同じです。看板という第一印象で、お店に入るか入らないかが決まります。また、人間が興味をもつまでの思考パターンとして、
気づく→興味を持つ→調べる→行動する
という順番を無意識に辿ります。まずは気づいてもらうこと、そして興味を持ってもらうこと。
では具体的に、店舗の看板や外装の場合ではどうなのかを見ていきましょう。
外装がお客様に与える印象とは?2つのポイントを要チェック!
1.店舗の存在を気づかせるアイキャッチがあるか
当然目立つ外装とは、ファーストインパクトが大きいということです。
そのためにも、デザインや素材には周辺店舗との差別化ができるよう意識したり、通りからの見え方を考慮したりする必要があります。
まずはアイキャッチ効果の高い外装(お客様の注意を引く、集客効果のある外装)にして、店舗の存在に気付いてもらえるようにしましょう。
2.興味を持たせる集客機能があるか
たとえば白樺の木を使った看板にすれば、優しい雰囲気の店なんだと想像させることができます。
外装には、どんな店なんだろうと想像させて、興味・関心を持たせる効果もあるのです。名物料理や造形物を配置するなどして、店の特徴を前面に出すようにすると良いでしょう。
また、昼と夜や、遠くからと近くからなどで、店の見え方に違いを出すのも有効です。
これらのポイントは基本中の基本ですが、実はとても重要なことです。新しく店舗を展開するときや改装したいときなどに、ぜひ意識してみてくださいね。
それでは次に具体的な事例を見ていきましょう。
今、話題の!ニッポンまぐろ漁業団の外装
以前「坐・和民」だった店舗(※「ニッポンまぐろ漁業団」はワタミ株式会社資本)は、この外装の工夫によって大きく集客を伸ばされているようです。
もちろん「マグロづくしの料理の店」、というコンセプトもウケた要因のひとつですが、これはまさに集客をねらった施策として、外装から雰囲気や業態を連想させ、来店のきっかけを作りだしている好事例といえます。
Before
After
比べてみると、より直感的に店を認知できるような外装になっていますよね。
遠くからでも目立つ外装がアイキャッチの役割を果たし、店舗の雰囲気を余すことなく伝えています。お客様はこの外装から店舗の雰囲気を感じ取り、店内に入るのです。

外装と統一された世界観の内装
もう一つ大切なことは店内に入ったとき。
外装と内装の雰囲気がよくマッチしているので、期待を裏切られることなく、わくわく感を醸成する雰囲気作りに成功しているといえます。
今回は外装にこだわり、業態の雰囲気とマッチした作りが特徴的な事例をご紹介しました。
コンセプトやご予算に影響される部分もあるとは思いますが、今後自分の店の新規開店、改修を考えている方は、この事例にあるような着想をヒントにしてみてもいいかもしれません。
写真:ワタミ株式会社様ご提供
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ニッポンまぐろ漁業団
新橋店
所在地:東京都港区新橋2-14-3
新橋レンガ通り会館 4階
電話番号:03-3539-4035
営業時間:
【月~木】16:00~24:00
【金】16:00~3:00
【土・日・祝】16:00~24:00
【祝前日】16:00~3:00
定休日:無休
浜松町店
所在地:東京都港区浜松町2-7-3
ハナイ浜松町ビル 1・2階
電話番号:03-5777-5375
営業時間:
【月~木】16:00~24:00
【金】16:00~4:00
【土】16:00~23:00
【祝日】16:00~23:00
【祝前日】16:00~4:00
定休日:日曜日
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